松坂桃李は過去に大河ドラマに出たことがある?作品名・役柄・出演回まで徹底調査!

大河ドラマ

映画やドラマで多彩な役柄を演じ分け、その確かな演技力で多くの視聴者を魅了し続ける俳優、松坂桃李さん。

爽やかな好青年から狂気を秘めた役まで、幅広いキャラクターをこなす彼を見て、

そういえば、松坂桃李って過去に大河ドラマに出演したことあったっけ?

と、気になった方も多いのではないでしょうか。

実は、松坂桃李さんはこれまでも大河ドラマで重要な役柄を演じ、大きな印象を残してきました。そして、ついに2027年の大河ドラマで主演を務めるというビッグニュースも飛び込んできました!

この記事では、松坂桃李さんの大河ドラマ出演歴を徹底的に調査!どの作品でどんな役を演じたのか、役作りや当時の評判、さらには詳しい出演回リストまで、ファンならずとも知りたい情報をお届けします。

松坂桃李、大河ドラマ出演作品一覧 – 演じた役柄は?

松坂桃李さんはこれまで2作品のNHK大河ドラマに出演。そして、来る2027年に3作目にして初の主演を務めることが決定しています。

  • 『軍師官兵衛』(2014年) – 黒田長政 役
  • 『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年) – 岩田幸彰 役
  • 『逆賊の幕臣』(2027年放送予定) – 小栗上野介忠順 役(主演)

初出演は2014年の『軍師官兵衛』。主人公の息子という大役を見事に務め上げ、その約5年後には『いだてん』で物語のキーパーソンを好演。これらの実績を経て、満を持して大河ドラマの主演に抜擢されました。

『軍師官兵衛』(2014年)- 偉大な父を持つ嫡男・黒田長政

役柄と役づくり

松坂桃李さんが初めて大河ドラマの舞台に立ったのは、岡田准一さん主演の『軍師官兵衛』でした。

彼が演じたのは、主人公・黒田官兵衛の嫡男である黒田長政です。長政は、勇猛果敢な武将として知られる一方、天才軍師である偉大な父・官兵衛との関係に葛藤を抱える複雑な役どころ。父に認められたい一心で武功を焦る姿や、父の知略を理解しきれず反発する姿など、その繊細な心情の変化が見事に表現されました。

当時、松坂さんは本作が初の大河出演。主演の岡田准一さんをはじめとするベテラン俳優陣に囲まれながらも、堂々とした演技を披露しました。

現場の雰囲気は「部活のノリ」のようだったと語っており、父・官兵衛を演じた岡田さんからあだ名をつけられるなど、良好な関係の中で撮影に臨んでいたようです。

演技の評価と反響

松坂桃李さんが演じた黒田長政は、多くの視聴者から高い評価を得ました。

特に、父へのコンプレックスを抱えながらも成長していく武将の姿を力強く演じきったことで、俳優としての新たな一面を見せたと評判になり、その演技力は大きなインパクトを残しました。

『いだてん』(2019年)- 東京五輪を支えた好漢・岩田幸彰

役柄と役づくり

2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』で松坂さんが演じたのは、1964年の東京オリンピック招致に奔走したキーパーソンの一人、岩田幸彰(通称:岩ちん)です。

岩田は英語が堪能で頭脳明晰、さらにお洒落な好青年という役どころ。主人公の一人である田畑政治(阿部サダヲ)にその能力を見出され、彼の右腕としてオリンピック成功のために尽力します。

自身もかつて選手としてオリンピックを目指した過去を持つことから、その情熱は人一倍。物語のテーマである「想いの継承」を体現する重要なキャラクターでした。

松坂さんは、この「色男」という役柄に少し戸惑いを感じながらも、実在した岩田さんの親族に会うなどして役作りを深めていったそうです。

主演の阿部サダヲさんとは映画での共演経験もあり、「阿部さんの演技を間近で見られる最高のお客さんという気持ち」と語るなど、リスペクトを持って撮影に臨んでいました。

演技の評価と反響

『いだてん』での松坂さんの演技は、情熱的な主人公・田畑政治を冷静かつ的確にサポートする知的な姿が印象的で、物語に安定感と深みを与えました。

阿部サダヲさん演じる田畑とのコミカルながらも熱い絆で結ばれた掛け合いは、多くの視聴者の胸を熱くさせました。

田畑が失脚した後もその意志を継ぎ、オリンピックの成功に向けて奮闘する姿は、物語の感動的なクライマックスを支える大きな要因となりました。

松坂桃李の主な出演回リスト

松坂桃李さんが出演した大河ドラマの主な回を、確認できた範囲でリストアップしました。

『軍師官兵衛』(黒田長政 役)

第25回「栄華の極み」で初登場し、最終回である第50回「乱世ここに終わる」まで、物語の後半における中心人物の一人として数多くの回に出演しています。

  • 第25回~第32回
  • 第33回~第41回
  • 第42回~第50回(最終回)

『いだてん~東京オリムピック噺~』(岩田幸彰 役)

物語の第二部「田畑政治篇」を中心に、重要な場面で登場しています。特に最終章では中心人物として活躍しました。

  • 第1回 夜明け前
  • 第6回 お江戸日本橋
  • 第11回 百年の孤独
  • 第16回 ベルリンの壁
  • 第17回 いつも2人で
  • 第38回 長いお別れ
  • 第40回 バック・トゥ・ザ・フューチャー
  • 第41回 おれについてこい!
  • 第42回 東京流れ者
  • 第43回 ヘルプ!
  • 第44回 ぼくたちの失敗
  • 第45回 火の鳥
  • 第46回 炎のランナー
  • 第47回(最終回) 時間よ止まれ

2027年『逆賊の幕臣』で待望の初主演!演じるは悲劇の天才・小栗上野介

これまでの大河ドラマでの素晴らしい演技を見てきたファンにとって、まさに待望のニュースが発表されました。松坂桃李さんが、2027年放送の第66作大河ドラマ『逆賊の幕臣』で主演を務めることが決定したのです。

松坂さんが演じるのは、幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)。 “勝海舟のライバル”とも称された江戸幕府の天才です。

しかし、その類まれなる才能と先見性とは裏腹に、明治新政府によって「逆賊」の烙印を押され、歴史の闇に葬られてしまった悲劇の人物でもあります。本作では、そんな“敗者”の視点から、知られざる幕臣の活躍が描かれるとのこと。

脚本は、人間ドラマの名手として知られる安達奈緒子さん(『おかえりモネ』『きのう何食べた?』)が担当。天才でありながら「逆賊」として散った小栗上野介の激動の生涯を、松坂桃李さんがどう体現し、安達さんの脚本がどう描き出すのか、今から期待が尽きません。

大河ドラマ以外の代表作から見る多面的な魅力

松坂桃李さんの魅力は、大河ドラマで見せた重厚な演技だけにとどまりません。

映画『孤狼の血』シリーズでは暴力的ながらも信念を持つ刑事、『娼年』では繊細な感情を抱える青年、そして『新聞記者』では葛藤する若手官僚と、作品ごとに全く異なる顔を見せてくれます。

これらの役柄と大河ドラマで演じた歴史上の人物を比較すると、彼の驚くべき演技の幅広さがよくわかります。

『軍師官兵衛』の長政役で示した武骨さや人間的な葛藤の表現は、その後のキャリアで演じることになる深みのあるキャラクターたちの礎となったと言えるでしょう。

大河ドラマ出演経験が松坂桃李のキャリアに与えた影響

初出演の『軍師官兵衛』で本格的な時代劇に挑んだ経験は、彼の俳優としての引き出しを大きく広げました。そして『いだてん』では、群像劇の中で自身の役割を全うする重要性を改めて示したと言えるでしょう。

これら二つの対照的な役柄を演じきった経験が、俳優としての確固たる実力を証明し、ついに2027年の大河ドラマ初主演という大きな成果に結実したのです。

Q&Aで解決!松坂桃李と大河ドラマの気になる疑問

Q. 松坂桃李さんが主演した大河ドラマはありますか?
A. 2027年放送予定の第66作大河ドラマ『逆賊の幕臣』で主演を務めることが発表されています。勝海舟のライバルと言われた天才幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)を演じます。
Q. 松坂桃李が初めて大河ドラマに出演したのはどの作品ですか?
A. 2014年に放送された『軍師官兵衛』が初めての出演です。主人公・黒田官兵衛の息子である黒田長政役を演じました。
Q. 松坂桃李は『軍師官兵衛』でどんな役を演じましたか?
A. 岡田准一さん演じる主人公・黒田官兵衛の嫡男、黒田長政役です。武勇に優れる一方で、偉大な父に対して葛藤を抱える複雑なキャラクターを演じました。
Q. 松坂桃李さんが出演した過去の大河ドラマを今から視聴する方法はありますか?
A. はい、視聴できる可能性があります。この記事の最後に紹介しているような、NHKオンデマンドなどの公式動画配信サービスで過去の大河ドラマ作品が配信されていることがありますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

この記事では、俳優・松坂桃李さんの大河ドラマ出演についてご紹介しました。

  • 『軍師官兵衛』(2014年):武骨で人間味あふれる黒田長政役で、俳優としての新境地を開拓。
  • 『いだてん』(2019年):東京五輪を支えた岩田幸彰役で、知性と情熱を併せ持つ好漢を爽やかに演じる。
  • そして、2027年『逆賊の幕臣』悲劇の天才・小栗上野介役として待望の初主演が決定

これまでの作品で培ってきた経験と、彼が持つ唯一無二の表現力が、主演という大役でどのように花開くのか。まずは過去の出演作を振り返りながら、2027年に彼が描き出す悲劇の天才の物語に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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