松本まりかは大河ドラマに出たことがある?作品名・役柄・出演回まで徹底調査!

大河ドラマ

唯一無二の存在感と、見る者を惹きつけて離さないミステリアスな魅力。近年では「あざとかわいい」の代名詞として、またある時は背筋が凍るような“怪演”で、私たちを魅了し続ける俳優・松本まりかさん。

ドラマや映画、バラエティで彼女の姿を見ない日はないほどですが、

そういえば、松本まりかさんって大河ドラマに出演していた…?

と、疑問に思ったことはありませんか?

その妖艶な雰囲気は、歴史上の姫や女武者、あるいは影で暗躍するくのいちなど、どんな役柄にもハマりそうです。

この記事では、松本まりかさんの大河ドラマ出演歴を徹底的に調査。過去に出演した作品名から、演じた役柄、印象的なエピソード、そして具体的な出演回まで、すべてお答えします。

松本まりか、大河ドラマ出演作品一覧 – 2度の出演で魅せた鮮烈な印象

結論から言うと、松本まりかさんはこれまでに2つの大河ドラマ作品に出演しています

驚くべきは、その2つの出演が23年もの歳月を経ており、それぞれが彼女のキャリアにおいて重要な意味を持っている点です。デビュー直後の瑞々しい演技と、円熟味を増した圧倒的な存在感。2つの異なる魅力が、大河ドラマの歴史に刻まれていました。

  • 『葵 徳川三代』(2000年)- 千姫(少女時代)役
  • 『どうする家康』(2023年)- 大鼠 役

『葵 徳川三代』(2000年)– 徳川家康の孫・千姫役での初々しい挑戦

松本まりかさんが初めて大河ドラマの舞台に立ったのは、2000年に放送された『葵 徳川三代』でした。

当時まだ15歳、デビュー作となったドラマ『六番目の小夜子』の撮影と同時期に舞い込んだ大役で、徳川家康(演:津川雅彦)の孫であり、のちに豊臣秀頼に嫁ぐ千姫の少女時代を演じました

錚々たる昭和の名優たちが集う現場は、デビュー間もない彼女にとって大きな挑戦の場でした。特に、秀頼の母・淀殿を演じた大女優・小川真由美さんとの共演シーンでは、忘れられないエピソードが生まれたと本人が語っています。

「淀殿と対面した千姫が泣く場面があったんです。でも泣くお芝居は初めてだったので泣き方がわからず、一生懸命あくびをして涙を出そうとして……(苦笑)。“はぁ~” “ふぁ~”と粘っていたら、小川さんが『あなた、あくびをして泣いちゃだめよ』って、お芝居に対して厳しくも愛のある指導をしてくださった」

この時の経験は、その後の俳優人生において、かけがえのない財産になったそうです。

若き日の松本まりかさんが、名優たちに囲まれながら必死に役と向き合った姿が目に浮かぶようです。

『どうする家康』(2023年)– 23年ぶりの凱旋!神出鬼没の“くのいち”大鼠役

そして2023年、松本まりかさんは『どうする家康』で23年ぶりとなる大河ドラマへの帰還を果たします。

演じたのは、父の跡を継いで忍者集団を束ねる大鼠(おおねずみ)。服部半蔵(演:山田孝之)とタッグを組み、町娘から遊女、武士まで演じ分ける変装の達人という、まさに彼女の真骨頂ともいえる役どころでした。

時に妖艶に、時にコミカルに、そして時に非情に。セリフが少ないながらも、その佇まいと眼差しだけでキャラクターの背景を物語る演技は、視聴者に強烈なインパクトを残しました。

特に、山田孝之さん演じる半蔵とのコミカルな掛け合いや、重要な局面で見せる切れ者ぶりは「主役を食った」と評されるほどの大きな話題を呼びました。

奇しくも、デビュー作『六番目の小夜子』で共演した山田孝之さんと、23年の時を経て再び大河の舞台でバディを組むという「奇縁」も、本作の大きな見どころとなりました。

主な出演回リスト

松本まりかさんが出演した大河ドラマの主な回をリストアップしました。

  • 『葵 徳川三代』(千姫(少女時代) 役)
    • 第22回「大御所」
    • 第23回「宮中重大事件」
  • 『どうする家康』(大鼠 役)
    • 第6回「続・瀬名奪還作戦」
    • 第8回「三河一揆でどうする!」
    • 第16回「信玄を怒らせるな」
    • 第24回「築山へ集え!」
    • 第25回「はるかに遠い夢」
    • 第27回「安土城の決闘」
    • 第28回「本能寺の変」
    • 第29回「伊賀を越えろ!」
    • 第36回「於愛日記」(回想)
    • 第37回「さらば三河家臣団」(回想)
    • 第38回「唐入り」

松本まりかの大河ドラマ以外の代表作品 – その多面的な魅力

大河ドラマで見せた歴史上の人物から忍者まで演じきる姿は、松本まりかさんの魅力のほんの一端にすぎません。

彼女の名を世に知らしめたのは、2018年のドラマ『ホリデイラブ』。主人公の夫を誘惑する悪女役での“怪演”は社会現象に。その後も「あざとかわいい」キャラクターから、シリアスで複雑な内面を持つ役柄まで、作品ごとに全く違う顔を見せ、私たちを驚かせ続けています。

大河ドラマでの時代に根差した役柄と、現代劇での先鋭的な役柄を往復することで、彼女の俳優としての奥行きはさらに増していると言えるでしょう。

Q&Aで解決!松本まりかと大河ドラマの気になる疑問

Q. 松本まりかさんが初めて大河ドラマに出演したのはどの作品ですか?
A. 2000年に放送された大河ドラマ『葵 徳川三代』です。徳川家康の孫である「千姫」の少女時代を、当時15歳で演じました。
Q. 『どうする家康』ではどんな役を演じましたか?
A. 服部半蔵(演:山田孝之)と行動を共にする、くのいち「大鼠(おおねずみ)」役を演じました。変装の達人で、時に妖艶に、時にコミカルに立ち回り、物語の重要な局面で活躍する人気のキャラクターでした。
Q. 松本まりかさんが出演した大河ドラマを今から視聴する方法はありますか?
A. NHKの公式動画配信サービス「NHKオンデマンド」で視聴できる可能性があります。大河ドラマは多くの作品が配信されていますので、ぜひチェックしてみてください。詳細は、記事の終わりにある配信サービスの紹介もご参照ください。

まとめ

今回は、俳優・松本まりかさんの大河ドラマ出演歴について、作品名から役柄、エピソードまで詳しくご紹介しました。

  • デビュー直後に『葵 徳川三代』で千姫役として瑞々しい演技を披露。
  • 23年の時を経て『どうする家康』で大鼠役を“怪演”し、圧倒的な存在感を示す。
  • 2つの役柄は、彼女のキャリアの成長と、変わらない唯一無二の魅力を証明している。

15歳の挑戦から、円熟味を増した凱旋まで、松本まりかさんは大河ドラマという大きな舞台で、確かにその爪痕を残してきました。

彼女のこれからの活躍、そして、いつかまた大河ドラマの舞台で私たちを驚かせてくれる日が来ることを、心から期待せずにはいられません。

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